傷つけたのは私 ~傷ついたのは私達~
私には依存癖があります。

一人の人を独占し束縛し、そしてその人だけを見て周りを見れなくなります。

この時私はまた、人に依存してるなとしか思っていませんでした。

真菜花は小学校の時、あまり友達が出来ずずっと1人だったと言っていました。

〝凛和大好き!こんなに仲良い友達凛和だけだよ〟

〝だけ〟この言葉にどれ程心惹かれたでしょう。

いつも静かで、控えめな真菜花が私の前では無邪気に笑いそして私を特別に扱ってくれる。

私はどんどん依存していきました。

小さい頃から依存してきた人には離れていかれた私にやっと分かり合える〝親友〟が出来たんだ。

そう思いました。

中学1年生の時間私は、真菜花とずっと一緒にいました。

学校の休み時間、放課後の部活、その後の暗くなるまで公園で喋りこんで、家に帰ってメールして、電話しました。

休みの日会える日は会って、会えない日はずっとメールしていました。
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