お見合いから始まる恋→結婚
「その時に前に会った事があったか私が聞いたのを覚えている?それだけ親しみを感じたの。その第一印象は絶対忘れない。」

私なりに、不器用な私なりに言葉を振り絞った。

「だから…、尚登さんは私にとって初めから特別の人だったと思うの。」

すると私よりも真っ赤になった尚登さん。

「私、おかしなことを言った?」

そんな尚登さんの様子に私の方がおろおろし始めた。

「違う。」

尚登さんは私の手に自分の手を重ねた。

「初めてだよな、陶子からそんな事を言ってくれるのは…。すごく嬉しい…。」

もう何度目のキスになるんだろう。

温かくて優しくて、そして愛情が籠っている。

すると尚登さんの顔は私の首元に下りていく。

「な…、尚登…さん?」

私はそのままソファに押し倒された。

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