キネウム王子とイーディス姫の溢れ出るパトス
しゃぶりつくように貼り付くギーゼラに

少し困りながらも嬉しいキネウムは

クーポン券を詳しく見てみました

「バーガーショップ猛牛ドロップ」

「フレッシュな未成年者が」

「指を切りながら作った」

「ビックリトマトバーガー・・・380円」

「何これ・・・え?いいの?」

キネウムの横でギーゼラは

首がもげそうな位縦に振りました

「それ裏メニュー」

「クーポン持ってないと頼めないの」

「しかもその紫クーポンは」

「一般人には到底手に入らないのね」

「へ、へぇ・・・」

「オークションじゃ内容にもよるけど」

「最低3万は下らない代物よ」

「ほ、ほえぇ・・・そうなんだぁ」
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