キネウム王子とイーディス姫の溢れ出るパトス
「うん・・・うんうん・・・」

「ねぇ・・・やっぱり違う・・・」

蒼井はキネウムの背中をつつき

つぶやきました

「さっきから何やってるんですか?」

「そのウサ耳・・・ただの飾りじゃ?」

必死に頭を振り回している蒼井を見て

キネウムは

可愛い!何あの動き!

ハムスターみたい!

と思いました

「これ?これはね」

「フレイさんが作ってくれたの」

「ぐふふ・・・蒼井さん」

「これセンサーになってるから・・・」

「ぐふっ・・・ぐふふふっ・・・」

「もうっ!」

「やめてよ今説明してるんだから!」

「今行くから!待ってて!待て!」

「だめだって!待て!ちょっと・・・」

「ほら蒼井さん見て・・・やっ・・・」

「・・・と言ってました」
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