キネウム王子とイーディス姫の溢れ出るパトス
黒胡麻はイーディスの頬を叩くと

海に向かって叫びました

「俺っちさぁ!実は魚嫌いなんだー!」

「だって磯臭いんだもん!!」

「辛いのはあなた一人だけじゃ」

「ないんだかんねー!!」

「それにさー、私何も悪くないもん」

「あなたのなんなのか知らないけどさ」

「あの蛙共・・・みんなみーんな」

「しつこいストーカー野郎の」

「手下共なんだいねー!」

「ハエだよハエ!ウンチに群がるハエ」

「・・・誰がウンチじゃーい!!」

「どちらかというと可愛い林檎ちゃん」

え?ウンチ・・・?

ウンチってあの茶色くて臭くて

よくカレーと比較されるあれ?

ウンチという

人生最大のアニバーサリー言語を聞き

真の現実世界に引き戻さたイーディスは

完全に目が覚めました

「お母様!詳しい話、教えて下さい!」
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