キネウム王子とイーディス姫の溢れ出るパトス
そう、あれは冷たい雨が降り続いた

十月の終わり

私はいつも通り

この魚の下半身を

人の下半身へと変えてもらう為に

西の魔女のお城へと

這いずっていたところだったの

その時だったわ

気味の悪いヒキガエルが

ずっと私の後をつけてくるの

その時気がついたわ

洗濯ばさみプレイがいい!!って・・・

それからよ

あのヒキガエルが

私の夢枕に立つようになったのは

私必死で逃げたの

もちろん夢の中でね

でも、逃げても逃げても

あいつがやってくるの

私もう疲れちゃってさ・・・

言ってやったの

私、王子様以外興味無いから

でももしあなたが王子様だったら

無条件でしゃぶりついちゃうけどねって
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