キネウム王子とイーディス姫の溢れ出るパトス
「ははぁーん・・・そうでござったかぁ」

あ、キャラ戻した

とイーディスは心の中でつぶやきました

「あれ、でもちょっと待ってでござる」

「人間になった蛙の王は人魚と結婚し」

「精神的に不安定な人魚を安心させ」

「人間に対して悪さをしないように」

「監視しつつアリウムを撲殺する・・・」

「ところまではいいのでござるが」

「姫君はどうなるでござる?」

「え?蛙って一夫多妻制とか?」

「イーディスさんはそれでいいの?」

「だめだめ!女はいい恋愛しなきゃ」

「人間界を救うのもいいけど」

「ほんとの所好きな人居るんでしょ?」

あ、また素に戻ってる

とイーディスは思いましたが

ぼんやりとした意識の中頭に浮かんだのは

アリウムの王子の顔でした

「まぁ・・・まぁまぁ、居ます」
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