溺愛本能 オオカミ御曹司の独占欲には抗えない
でも、まだ足りない。

止まらない衝動。

「遥が欲しい」

吐息と共にその言葉を口にすれば、遥は甘く微笑んだ。

「もうとっくにお前のもんだよ」

私達の夜はまだ終わらない。

ひとつになりたくて……、心の不安をかき消したくて……激しく互いを求め合う。

でも、”好き”とは言わなかった。

遥がきっと私に触れてくれなくなるから。
< 192 / 263 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop