わたしと専務のナイショの話
そのあと、湾岸沿いを工場の夜景など眺めながら、昔、のぞみが、
「目にミドリの虫が飛び込んできたので、遅刻しました」
と言った話などをする。
なんで、そんな話覚えてるんだ……と思っているうちに、車は、無事に元のビルに戻ってきていた。
さっきの場所は違う車が入っていたので、少し離れたところに京平は車をとめる。
「お前とくだらない話をしているうちに、戻ってきてしまったじゃないか。
あんな話してたら、ムードもへったくれもないからな」
と文句を言ってくるので、
「いや、先生が始めたんですよね……」
とのぞみは反論してみた。
すると、京平は嫌な顔をして言う。
「先生はもうよせ。
不純異性交遊している気になるから」
でもなー。
専務って呼ぶのも、こうして二人で居るときには、実は、抵抗あるんだよなーとのぞみは思っていた。
なんだか不倫でもしている気持ちになるからだ。
まあ、専務というと、だいたい、ご年配の方だからな、と思ったとき、
「仕方ない。
今日は此処までだ」
と授業を終えるように京平が言ってきた。
「目にミドリの虫が飛び込んできたので、遅刻しました」
と言った話などをする。
なんで、そんな話覚えてるんだ……と思っているうちに、車は、無事に元のビルに戻ってきていた。
さっきの場所は違う車が入っていたので、少し離れたところに京平は車をとめる。
「お前とくだらない話をしているうちに、戻ってきてしまったじゃないか。
あんな話してたら、ムードもへったくれもないからな」
と文句を言ってくるので、
「いや、先生が始めたんですよね……」
とのぞみは反論してみた。
すると、京平は嫌な顔をして言う。
「先生はもうよせ。
不純異性交遊している気になるから」
でもなー。
専務って呼ぶのも、こうして二人で居るときには、実は、抵抗あるんだよなーとのぞみは思っていた。
なんだか不倫でもしている気持ちになるからだ。
まあ、専務というと、だいたい、ご年配の方だからな、と思ったとき、
「仕方ない。
今日は此処までだ」
と授業を終えるように京平が言ってきた。