モテ期到来!?!憧れ上司とイジワル同期に迫られてます
秘書課へ向かう途中、背後から声を掛けられて振り向いた。
「おはよう、斉藤さん。」
「おはようございます、川島さん。」
同じ秘書課の川島さんに声を掛けられた。
川島波瑠(かわしま はる)さんは私の一年先輩で、私と同様で別の取締役の秘書をしている。
隣に並んだ川島さんと秘書課へ向かった。
「斉藤さんが羨ましい。」
「えっ?」
「だって…………毎日、榛名取締役と一緒に過ごせるのだから。」
「…………仕事ですから。」
「あー、私が榛名取締役の秘書になりたかった。」
まあ気持ちは分からなくない。
誰もがきっと内心では思っているのかもしれないだろうから。
私も入社2年目で榛名取締役の秘書に抜擢されるとは思いもよらなかった。
2年目のペーペーが次期社長と騒がれる榛名取締役の秘書なんて嫌じゃないかと思っていた。
だけど榛名取締役は嫌な顔せず、私のフォローもしてくれるような優しい人だった。
「おはよう、斉藤さん。」
「おはようございます、川島さん。」
同じ秘書課の川島さんに声を掛けられた。
川島波瑠(かわしま はる)さんは私の一年先輩で、私と同様で別の取締役の秘書をしている。
隣に並んだ川島さんと秘書課へ向かった。
「斉藤さんが羨ましい。」
「えっ?」
「だって…………毎日、榛名取締役と一緒に過ごせるのだから。」
「…………仕事ですから。」
「あー、私が榛名取締役の秘書になりたかった。」
まあ気持ちは分からなくない。
誰もがきっと内心では思っているのかもしれないだろうから。
私も入社2年目で榛名取締役の秘書に抜擢されるとは思いもよらなかった。
2年目のペーペーが次期社長と騒がれる榛名取締役の秘書なんて嫌じゃないかと思っていた。
だけど榛名取締役は嫌な顔せず、私のフォローもしてくれるような優しい人だった。