もう一度、愛してくれないか
だから、バスルームから出たあとは、マジでヤバかった。着ているものなんか、速攻で引きはがした。
そのあとは、紗香と出逢った二十代の頃でもこれほどまでは、と思うくらいガッついて、彼女を求めた。
おれはセックスを覚え始めた高校生か⁉︎
それとも、サカりのついたサルか⁉︎
と、本気で思った。
自分の歳なんか、意識からぶっ飛んでいた。
そのくらい、一度イッたあともすぐに欲情して、見境なく紗香を突き上げた。
すでにフロントには一時間の延長を連絡済みだ。
……今夜はこのまま、泊まってもいいくらいだぞっ……まだ、真っ昼間だけどなっ。
あまりの激しさにとまどいながらも、紗香はいじらしいまでの愛らしさで、おれの抽送についてきてくれていた。
……あぁ、なんだ、ここまでしても大丈夫だったんだ。
もう数え切れないほど、紗香とはセックスしてきて、子どもも一人もうけたというのに、彼女を大事にするあまり、今まで「本気」で、欲望のままに抱いてこなかったことに……初めて気づいた。
……だけど、少し……いや、かなりかな?
調子に乗って無我夢中で、ただただ紗香の胎内なかへ己の精を放つままにしていたおれに……とうとう、鉄槌が下った。
きっと、紗香のキャパシティを超えたに違いない。