片恋切符〜終着駅は君がいい
彼と横に並んで電車に乗ると周りの女子からの視線が痛い…
そんなことを気にした様子が全くない望月君はさすがだと思ってしまう。
「北上さん、これから部活ない時一緒に帰ってもいいかな?」
「え、あ、はい」
私は、突然話しかけられ望月君の話をよく聞かないまま答えてしまった。
「ありがとう、これから一緒に帰れる」
とわかりやすく嬉しそうに喜ぶ望月君。
そんな彼に何も言うことができず美海ちゃんに申し訳ないと思いつつ断らない私は最低だ。
でも、望月君ともっと話してみたい。
彼のことを知りたい。
そう思うようになった。