ダブル☆愛☆
今までまなに対して、こんなふうに感情的になったことなんて一度もなかった。




でも今日は、さすがに我慢出来なかった。



抑えられなかった。






「何をそんなに拗ねてるの?いつまでそうしてるつもり!?」




「・・・・・」



まなは黙ってしまった。



「これ以上私を困らせないで!」




「お姉ちゃん・・・」


寂しそうに私を見るまなの目は。




私の胸をキツく締め付けた。



でも、いい加減私も限界なの!



分かってよ!
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