ダブル☆愛☆
「ちょっと、まな!なんてこと言うのよ!?」



私は布団を剥いで、まなを叱った。



「・・・お姉ちゃんには、僕の気持ちなんて分からないよ!」



「分からないわよ!私だって、まなが何考えてるのか・・・」



言いながら、また熱いものが溢れてくる。




「お姉ちゃん・・・」



「まなこそ、私の気持ちなんて分かってないよ!」




「お姉ちゃん・・・」




「どうして分かってくれないの?私の気持ちも少しは考えてよ!」

必死で私は訴える。
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