ダブル☆愛☆
あまりに幸せな気持ちだったから。



思わず余韻に浸ってしまった。



「めぐ、急ごう!」

大が私の手を取る。



「うん!」


私たちは手を繋いで、走り出す。






このまま誰もいない場所へ行ってしまいたい。



大と二人きりになりたい・・・。




あなたの翼で、私を何処に連れて行ってくれる・・・?









「おはよー!」

私たちは同時に叫んだ。


「あ、めぐおはよ。ギリギリセーフ!」


可恋が手で大きく丸を作って、笑顔で言った。
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