ダブル☆愛☆
「うん。また明日ね」


そう言って、私たちは肩を並べて歩き出した。





しばらく無言のまま、私たちは歩く。



そして、口を開いたのは大だった。




「なあ、めぐ」


「うん?」




「今度の夏休みさ、一緒に花火大会行かないか?」



「え?」


「いや・・・。俺たちめでたくこうして付き合えたわけだし。まだデートらしいこともしてないなあって・・・」




「・・・そだね。うん!花火大会行こう!」



「ホント!?」



「うん」



「やったあ!!」

そう言って、私をギュッと抱きしめてきた。
< 122 / 246 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop