「其の花の、真白に咲く」〜麗しの執事と令嬢の秘恋〜
「エーデル・ワイスの薔薇を見ながら、"愛しいと"言ったのは、私のことだったの……?」
「……えっ」と、リュートが言葉を詰まらせる。
「……なぜ、それを今になって……」
「……教えて、リュート」
顔を赤らめる彼に、少し悪戯っぽく言いつのると、
「……ええ」とだけ頷いて、
「……あなたに薔薇を重ね合わせて、愛しいと……」
リュートは、愛を確かめるように私の頬に手を添えて、優しく接吻けた……。
終わり

