ももいろノート
sideモモ
バスが動き始めて約五分、はじめはシーンとしていた車内もざわざわと賑やかになってきた。
中学と違って好きにお菓子何かを持ってきてもいいことになってるから交換したり、おしゃべりをする声が。
「凛君!ポッキーあげる!」
「ありがとー!」
一番うしろに座ってるリン君の声はよく響いて1番前のわたしの席まで聞こえる。
隣の席に座ってる弓月さんは頬杖をついて窓の外を眺めてる。
本当に横顔がテレビの中の女優さんみたいにきれいで思わず見とれちゃう。
「…何?」
あっ、気づかれちゃった…!
変に思ったよね、あまりにきれいで見惚れてた、なんて言ったらおかしいよね?
中学と違って好きにお菓子何かを持ってきてもいいことになってるから交換したり、おしゃべりをする声が。
「凛君!ポッキーあげる!」
「ありがとー!」
一番うしろに座ってるリン君の声はよく響いて1番前のわたしの席まで聞こえる。
隣の席に座ってる弓月さんは頬杖をついて窓の外を眺めてる。
本当に横顔がテレビの中の女優さんみたいにきれいで思わず見とれちゃう。
「…何?」
あっ、気づかれちゃった…!
変に思ったよね、あまりにきれいで見惚れてた、なんて言ったらおかしいよね?