今日もたっくんに溺愛されちゃっています。



それに努力は無駄にはならない。

頭の良さが功を奏し朱里のクラスが席替えをするたびに代わりに宿題したり勉強を教えてあげたり。

そんな条件で必ず朱里の隣になった人にはユメちゃんと席を代わってもらっていた。



男子は無条件で嫌だった。

だって、絶対朱里を好きになっちゃうから。

女子ならいいかな、とも思ったけど…

俺のそばにいるから目障り的なことを朱里が数人の女子から言われたことをユメちゃんから聞き、男女関係なくチェンジしてもらっていた。



この頃いつも動いてくれてたのは朱里と同じクラスだったリュウジ。

俺が直接席をユメちゃんと代えてって頼むと大抵ロクなことにならなかった。

男子だと俺が気に入らなくて『代わってやるから一発殴らせろ』とか、

女子だと『代わってあげるからキスして』とか、

そんなのばっかだったから。




「めんどくせぇなぁ……いっつもパシんなよ」




なんて言いながらも毎回ちゃんと動いてくれるリュウジには本当に感謝してる。

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