今日もたっくんに溺愛されちゃっています。
それから何度もギュッとし合ったり、たっくんが「あーん」って口を開けるから、恥ずかしいけどケーキのイチゴ食べさせてあげたり。
今までにないくらいカップルっぽいことをしていたんだけど、そんな雰囲気をぶち壊すようにバタバタバタッと賑やかな音が聞こえてくる。
…嫌な予感。
ガチャッ───
「たっだいま~!いい子に留守番してた~?」
「二人ともイチャイチャラブラブしたかなぁ~?」
どうやら嫌な予感は的中したらしい。
ノックもせずに部屋に入ってきたのはテンション高めなお母さんとオバさんだった。
随分お酒を飲んだのか、二人はすごく上機嫌だ。
「イ、イチャイチャなんてそんな…」
ゴニョゴニョと口籠る私に、お母さんコンビの目は光る。
「ちょっとたっくん!なーんでイチャイチャしないのよ!?うちの娘じゃ不満っていうの!?」
「拓海っ!バレンタインキスならぬクリスマスキスくらいしたんでしょうねぇ?答えろー!」
はぁ…この人達は昔からお酒が回ると私達子供に絡んでくるからなぁ。
なんて、ため息をつく私とは違いたっくんはすごく冷静。