今日もたっくんに溺愛されちゃっています。
「いやー…相変わらず拓海様の愛半端ねぇな。そんな心配しなくてもいいと思うんだけど」
「てかやりすぎじゃない?付き合ってんのにあそこまで心配する必要あるの?」
リュウジくんとユメちゃんに激しく同意するように、コクコク頷いた。
それは私もすごく感じていることだから。
本当になんの心配もないのになぁ…
「朱里~…拓海くんはやりすぎだけど、あんたはもう少し心配した方がいいんじゃない?」
「え?なんの心配?」
本気で言われている意味が分からなくて首を傾げる私に、ユメちゃんとリュウジくんは顔を見合わせる。
そして、やれやれ…と言わんばかりに、ため息をつきながらゆっくり首を横に振った。
「あんたの彼氏はミラクルボーイの拓海くんなんだよ?ヤバイでしょ、あんたがそばにいないとなると女がわんさか沸いてくるよ」
「クソッ。元ストーカーで今は過保護な奴だってのにイケメンは何やっても許されるのか?」
「悔しかったらあんたもイケメンになってみろ」
「うるせーよ。心は誰よりもイケメンだっつーの」
「うざー。ださー。きもー」
「んだとっ!?」
いつもなら笑っちゃうような二人のやりとりも、笑えない。
いつだってたっくんに追い掛けてもらうばっかりで、私のそばには常にたっくんがいてくれたから考えたこともなかったけど…
ユメちゃんの言う通りだ。
たっくんは間違いなく学校一かっこいい。
いや、きっと宇宙一かっこいい。
新入生は私の存在すら知らないし…
そんなの間違いなく餌食じゃん!
目を離したら…危険すぎる。