今日もたっくんに溺愛されちゃっています。
ここから見えるのは後ろ姿だけだから、どんな表情で受け取ってるのかなんて分からない。
でも優しいたっくんのことだもん。
きっと笑顔で「ありがとう。嬉しいな」とか言っちゃってるに違いない。
勝手にそんな想像をして、落ち込んじゃう私は…やっぱり重い女なのかな。
ああ…つまんないヤキモチ妬いちゃう自分がすごく嫌だ。
「朱里どうする?拓海くんの隣の席譲ってもらう?」
「…ううん、いい。あそこにするから」
「え?あそこって…遠っ!」
敢えてたっくんから思いっきり離れた席を選んだ。
だって今たっくんの近くにいたら…絶対に面倒くさいこと言っちゃいそうだから。
でもどんなに離れたとこに座ったって、私はたっくんから目を離すことができなかった。