今日もたっくんに溺愛されちゃっています。



「そういうわけだから朱里は一緒にバイトできないよ」

「私は人に教えるほど勉強できないもんね」

「できたとしてもさせないけどね。だって絶対朱里のこと好きになっちゃうから」



私もさっき同じような発言したくせに、たっくんに言われると恥ずかしくなって一瞬で熱が集まった顔を隠すように両手で頬を覆った。



「わ、私達って…かなりのバカップルだよね」

「うん、間違いないね。じゃあもう勉強終わりにしてさ、バカップルらしくイチャつこっか」

「え?でもまだ宿題終わってないよ」

「そんなの後回しでいいよ。俺、朝からずーっと我慢してたから限界。早くこっち来て」



机に向かう私の後ろに立っていたたっくんが耳元でそんな言葉を囁くと、腕を引かれるようにベッドに座らされる。

そして、甘い香りがしたのとほぼ同時に唇が重なった。

そのキスは優しいけれど、角度を変えながら何度も何度も落とされる唇に息をするタイミングすら分からない。



「ちょっと待っ…」

「待たない。暫くデートできないんだからたくさんキスさせてよ」

「んっ…」



ああ、恥ずかしいけど強引なたっくんも大好き。

たっくんから降り注がれるキスは本当に優しくて、温かくて幸せなんだ。

バカップルで良かった…
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