今日もたっくんに溺愛されちゃっています。
「ふぅ…たくさん食べちゃったね。お腹いっぱい」
「俺も。二人なのに作りすぎだよね」
食後、部屋でまったり過ごす私は満たされていた。
料理すごく美味しかったし、たっくんといっぱい写真も撮ったし…あとはプレゼントを渡せば完璧だ。
…いつ、渡そうかな。
タイミングを見計らうようにチラッと隣に座るたっくんに視線を移してみれば、それと同時に突然立ち上がる。それも、すごい勢いで。
「ど、どうしたの?」
「えーっと…うちに戻ってお風呂入ってきていい?」
「…?うん」
たっくんは私が縦に首を振ったのを見て「また後でね」とだけ言い残すと部屋から出て行ってしまったけれど…
なんでこのタイミングでお風呂…?
まだケーキも食べてないし、パーティーの途中だよ?
お風呂なんて後でもいいから今は一緒にいたいのに…
なんて、こんなことを思っちゃうからいつまでたっても子供扱いされてしまうんだろう。
今日で17歳になったんだもん。もっと大人にならないといけないのに…
そんなことを考えていた時だった。
コンコンッ───
「朱里、ちょっと開けて」
ドアの向こうから聞こえてきたのは、さっき部屋から出て行ったばかりのたっくんの声で。
あれ?お風呂は…?なにか忘れ物でもしたのかな?
不思議に思いながらも言われた通りにドアを開けた瞬間…