7人目のバンドマン


「遠藤先生!?遠藤先生!?」


・・・・・・!?

・・・・!?!?!?



図書室へ入ると・・


「遠藤先生!?」


一瞬何が起きているのか分からなかった。

さっきまで何事も無く僕達と喋っていた先生が・・仰向けに倒れていた。


先程まで先生と話していた女子生徒と男子生徒が膝をつき、必死に先生の肩を揺すっている。


「ど、どうしたんですか!?」


「きゅ、急に倒れちゃったの!
遠藤先生!返事して!先生!」
「どどどどどうしよう。」



・・・・・・・・・・・

・・・・



僕も慌てて先生の傍へ駆け寄る。



・・意識は無い・・・呼吸は!?


自分の頭を傾けて、
左耳を先生の口へ近づける。


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