誰よりも君を想う

君が目覚めて

指先が、微かに動いた。



「愛菜………?」



微かに瞼が動いた。



見開く目。


それは虚ろだけど、確かに開いた。


「愛菜、ごめん。


いきなりーーーッッ、愛菜?」



なんだか様子が変だと気付く。






「誰…………………?」









えっーーーーーー?





愛菜………………?





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