不器用な恋愛



「菜乃花!

なぁに固まってんの!!笑」

「あ、ごめん。

びっくりしちゃって…

お久しぶりです」

「久しぶり。

元気してた?

お前卒業してから

パッタリ連絡取れなくなるし

あんな頻繁に投稿してた

Twitter、いんすたも動かないし

ゼミのOBOG会も来ないから

心配してたんだぞ?」

「ご心配おかけしてごめんなさい。

ちょっと忙しくしてたんですよ〜

それと訂正

連絡取れないは盛りすぎだから

LINE来ればちゃんと返してたし

それにちょこちょこと

初代メンバーとも会ってたよ!」

「そう?

まぁ、生きてて良かったよ笑」

「何それ笑」

「それにしても変わったな。」

「あぁ〜仕事始めたらいつのまにか笑

美琴にも会って早々驚かれたよ〜

てか、

さっきから木下さんなんで無言?笑

木下さんもお久しぶりです。」

「あぁ。久しぶり」

「えー、それだけ?

3年ぶりの再会ですよ〜

もっと感動的な何かないんですか?笑」

「無茶振り過ぎかよ」

「それが私笑」

「いつまでもここで話してんのもなんだし

とりあえず車乗んね?」

「え、車でお迎え?

良い彼氏かよ。笑」

「いや、木下がな。笑」


自分じゃないんかーいってツッコミを

心の中で入れて

私は3人の後ろについていった



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