Dark Light
「じゃあ、走るか。」


きっとこの中央道路はあと少しで彼らが通るだろう。



この際、折角だしその前に走ろう。



そう考えてツールバッグから綺麗に収納した黒のジャケットをとって羽織る。
メットをつけ、バイクにキーを差し、今や踏み慣れたキックペダルに足をかけた



そして、

ブォン!ブォォォォンッ!



彼らの整備によって、もぬけの殻になった中央道路を走り抜けた。



─────────────

5分ほど走ったとき、後ろの方で何十台ものバイクこ音がする。


フルフェイスのヘルメットのシールド越しにパッと見てみると、それはやっぱりバイクの大群だった。



前に向き直って、考える。


< 48 / 89 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop