Perverse second
「あー長かった……。やっと俺のだ……」
想いを噛み締めるかのように呟くと、三崎はきつく抱きついてくる。
六年間の片思いがようやく終わったなんてまだ信じられない。
夢なのか現実なのか、いまいちハッキリとしない感覚の中で、腕の中の三崎の存在だけが『現実』を主張してくれる。
「なあ……」
「ん?」
「やりなおさねぇ?」
「……え?」
身体を離し、不思議そうな表情をして見上げる三崎に俺は笑いかける。
「あの時お前が言ったように全部リセットして。最初から始めよう」
「柴垣くん……」
あの時のリセットは身を切られる思いがした。
けれど今は違う。
「やっと通じ合ったんだ。ちゃんと俺を見てるお前を……抱きたい」
「……っ」
俺がそう言うと、三崎は瞬時に真っ赤になった顔を隠すようにガバッと抱きついてきた。
あまりの可愛らしい照れ具合に眩暈がする。
いますぐソファに押し倒したくなるのをぐっと堪えて返事を待つと。
「……抱いて……くださぃ……」
彼女は俺の胸で小さく、けれど確かにそう呟いた。
しがみついていた三崎の身体をそっと離してじっと見つめ、俺は喜びを露わにするように笑った。
あの時には聞けなかった俺を求める三崎の声は。
呆気なく俺の理性を飛ばしてくれたのだった……。
~柴垣義人side END~
想いを噛み締めるかのように呟くと、三崎はきつく抱きついてくる。
六年間の片思いがようやく終わったなんてまだ信じられない。
夢なのか現実なのか、いまいちハッキリとしない感覚の中で、腕の中の三崎の存在だけが『現実』を主張してくれる。
「なあ……」
「ん?」
「やりなおさねぇ?」
「……え?」
身体を離し、不思議そうな表情をして見上げる三崎に俺は笑いかける。
「あの時お前が言ったように全部リセットして。最初から始めよう」
「柴垣くん……」
あの時のリセットは身を切られる思いがした。
けれど今は違う。
「やっと通じ合ったんだ。ちゃんと俺を見てるお前を……抱きたい」
「……っ」
俺がそう言うと、三崎は瞬時に真っ赤になった顔を隠すようにガバッと抱きついてきた。
あまりの可愛らしい照れ具合に眩暈がする。
いますぐソファに押し倒したくなるのをぐっと堪えて返事を待つと。
「……抱いて……くださぃ……」
彼女は俺の胸で小さく、けれど確かにそう呟いた。
しがみついていた三崎の身体をそっと離してじっと見つめ、俺は喜びを露わにするように笑った。
あの時には聞けなかった俺を求める三崎の声は。
呆気なく俺の理性を飛ばしてくれたのだった……。
~柴垣義人side END~


