気持ちいい恋、始めませんか?
「オレは昨日もめちゃめちゃ良かった。オレん中では気持ち通じあってたからな」


高遠さんに腕枕をされながらまったりとしてる。


「ずるいなぁ」
「お前だって良かっただろ?オレ、愛情たっぷり込めて抱いたんだから」
「はあっ!だからか!」
「いてぇ!」


急に頭をあげたから高遠さんの顎にぶつかってしまった。


「あっ、ごめんなさい。...そっか、だからなんだ」
「心こめた謝罪ありがとう。で、何納得してんの?」


顎をこすりながら嫌味を言う高遠さんにもう一度謝って顎をさすってあげる。


「初めてだったんです。あんなに気持ち良かったの」
「...へっ?」
「大好きな人に抱かれたから、だけだと思ってたんですけど、それだけじゃなかったんですね!」
「.....」
「大好きな人が、愛情込めて抱いてくれたから、なんですね。だから、幸せで、めちゃめちゃ、もう、めちゃめちゃ気持ち良かったんだぁ」
「.....」
「やだー、幸せすぎますね、私、どうしましょ」





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