若ママになる苦戦
それから母親と口を聞かなかった日々が何周間と続き
ある日の数ヶ月の事
母にいきなり病院行くから支度しなさいと言われ支度しました。

母と産婦人科に行くと妊婦さん達座っていました。お腹の大きさと妊婦さん達の幸せそうな顔見てるとこっちまで幸せに感じてきてお腹に思わず手をそえました。
(私のお腹にも赤ちゃんがいるのか…頑張って生きようとしてるのね。やっぱり下ろすことは考えられない)とあらためて実感しました。

母が受付が終わり問診表を書き終わると受付から平谷さんと呼ばれ受付に向かうと尿検査お願いしますと紙コップを渡されました。
尿検査も終わると次は診察するのでと別の待合室に呼ばれそこで体重と血圧を測りここで待っててくださいと言われました。
私は大人しく座って待っていると横に見た事のある顔がいました。よーく見てみると昔から親友の3歳年上の紫奈(しいな)と紫奈のお母さんがいました。
紫奈「ビックリ!!紗波じゃん 小学校卒以来だねこんな所にいるってことは紗波も妊娠したん?」
紗波「うん…」
紫奈「そっかぁ…」
倉本さん診察室どーぞっと呼ばれました
紫奈「なんかあるなら連絡して」
紗波「わかった」
診察へはいって内診を受けました。その後エコ検査受けました。横のエコ映像にはもう赤ちゃんの形になった姿が映ってました。
(うわー小さい命が育ってる…可愛い)
診察が終わり医者に言われました
今から下ろせば死亡っとゆう形で死亡届けをだして下ろさなければなりませんと告げられました。
その帰り道私は今まで口を聞かなかったお母さんに喋りました
紗波「お母さん私はこの子を死産にする気にはない。これから大変なのは分かってるけど…エコ検査でも頑張って生きている姿見たらとてもじゃないけど下ろすなんて考えられない。私は誰になんと言おうと産むわ」
お母さんはあきれた顔をして
お母さん「何言っても産むのね…なら勝手にしなさい」
家につきベットに腰をかけると
私はエコ写真をながめながらお腹の中に本当に赤ちゃんがいるんだと実感しました。
(あんな小さな心臓が動いて必死に生きようとしている。お母さんになるってどれだけ大変な事かまだ分からないけど…私はこの子を産んで頑張るこの子と生きていくわ)と決心しました
その時紗波はこの先が過酷で不幸になるとは思いませんでした。
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