若ママになる苦戦

新しい命

あれから数ヶ月がたちお腹もスッカリ大きくなり産まれる予定日まで後2週間はきりました。
そんなある日の夜の事…ご飯食べ終わって少し休んでたらいきなりお腹が痛くなりました。
最初は少したったら治るやろって思っていました。けれど風呂はいってもトイレに行っても治らず…朝には治るやろっと思いそのまま寝ました。

次の日

朝起きても治らず…さらに酷くなっていました
夕方まで様子見たけどいっこうに治らず…どんどん腹痛が酷くなりさすがにお母さんに相談しました。
紗波「お母さん昨日からお腹痛いんだけど…」
お母さん「それは陣痛じゃないの?」
紗波「でも予定日まだやし…そんなわけないやろ…」
お母さん「つべこべ言わずお腹痛い治ってから次のお腹痛くなるまで時計見て測りなさい。」
お母さんはちょっと怒りながらゆってきました
私はお母さんに言われた通り時計を見ながら測ることにしました。
紗波「1分ぐらい…」
お母さん「1分?それ陣痛じゃないどうしてもっと早く言わないの…」
紗波「予定日まだだし普通の腹痛やと思ったんやもん…」
お母さん「予定日まだでも早く産まれる子だっているんだから…病院に電話するからその間に支度しなさい。」
お母さんは病院に電話を始めました。
私は入院道具をカバンに詰めてお母さんの元にいきました。
お母さん「早く車に乗りなさい。」
紗波「はい…」
私はお腹をおさえながら病院に向かいました。
病院に着くと看護師さんに「早く診察室にはいって」っと慌てたような顔してゆわれました。
診察室に入るとすぐに先生が内診をはじめてた
瞬間慌て始めました。
先生「もう生まれる前なので2階の分娩室に行ってください。」
すぐにナースさんは車椅子を用意して
ナース「車椅子にのって上に行きますね。」と言われました。
私はその時初めて車椅子とゆうものに乗り2階の分娩室にむかいました。
2階の分娩室に向かうと私はベットに横になり先生が来て産まれる準備がはじまりました。
先生がきて数分後破水してしまいました。
破水した後陣痛の痛みが強くなり…
痛くて痛くて悲鳴をあげたくなるほど辛すぎました。
すると先生が「ヒヒーフーヒヒーフーしてください。」と言われ
私は言われた通りヒヒーフーっとしました
先生「はいふんばって下さい。」
とゆわれたので私は踏ん張りました
それを繰り返していると…
先生「頭出てきたよー赤かちゃんも頑張ってるからお母さんももう少し頑張ってね」
言われました。
先生「もう少しだよ」とゆった瞬間スルーと赤ちゃんが流れるように出てきました。
先生「産まれました。おめでとうございます元気な男の子です」とゆわれたのですが
私は産まれたのにうぶ声あげずにいたので不安になり思わず
紗波「うぶ声はうぶ声は?」と言いました。
すると
赤ちゃん「おギャーおぎゃー」と泣きました。
私は泣き声を聞いてホッとしました。
そして産まれてすぐの赤ちゃんを看護師さんは胸の上に置いてくれました
看護師「赤ちゃんはお母さんの心臓の音聞かすと落ち着くのよ。」
と教えてくれました。
産まれた赤ちゃんは手も足も凄く小さくとっても可愛くて
私は心の中で赤ちゃんに(私の元に産まれて来てくれて頑張ってくれてありがとう)っと感謝しました。
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