極甘同居~クールな御曹司に独占されました~
ところが、不意にその熱が唇と身体から引きはがされた。
冷えた空気を感じる間もなく、胸にバスタオルがかけられる。


何が起きたのかわからずにいる私を一人ソファーに残して、彼は立ち上がって背中を向けた。


「行き過ぎた。すまない」


どうして謝るの?
どうしてやめてしまえるの? 


〝元カノとの復縁を待ってるらしいよ〟
〝長谷川さん、もうすぐ帰国するんだって〟


その時、頭にかかっていた霞が急に払われたように、ここまできて彼がストップをかける意味を理解した。
目の前が暗くなった気がした。



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