極甘同居~クールな御曹司に独占されました~
乗り込んだ時と同様に彼に抱えられ、マンションに運び込まれる。

せっかく車の中で落ち着いていた心臓がまた大きな太鼓を連打しているような騒ぎになってしまい、きっと彼にばれているだろうと思うと情けなくて仕方がない。


これは、あれだ。
イケメンにときめいているのではなく、男性に抱きかかえられるという、おそらく人生最初で最後のアクシデントで動揺しているだけだ。



今まで見たこともないほど広々とした明るい玄関に入る。
いきなり眩しい照明の下に入り、仰向けに抱かれている私は目をしばたたいた。
壁紙やダウンライトのしつらいからして、玄関だけでもかなり上質な造りであることがうかがえる。


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