恋×嘘×罪~誰にも言えない秘密の恋~
今のは…夢…?


『俺、お前のこと一度も好きになったことなんてないから』


いや、違う…あれは…あの時の…


ピピピッ…ピ!


私は目覚ましい時計を止めて、ベットから起き上がりカーテンを開けた。


シャッ!


っ…眩しいっ…


カーテンを開けるとともに太陽の日差しが襲い掛かってきた。


いつも通りの景色…今日も私、成宮花(なるみや)20歳の1日が始まる。


「ん…」


あ…


「ごめん、起こしちゃった?」


私はベットに近づき、枕に顔を埋めて寝ている人のそばに寄った。


「…ん~…おはよ…花…」


声の主はゆっくりと私のほうを見ながら言った。


彼の名前は相沢恭介(あいざわ きょうすけ)
1年前から私と付き合っており、半年前から同棲をしている。


「クス…おはよう、きょうすー…きゃっ!!」


私は恭介に腕を引っ張られ布団の中に入れられた。
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