恋×嘘×罪~誰にも言えない秘密の恋~
「ちょっ、恭介!?」


「まだ一緒にいたい…」


「だめだよ。仕事に遅れちゃう」


「…」


恭介はしぶしぶ私から手を放した。


「ごはんとパンどっちがいい?」


「…ごはん…」


「わかった。作ってくるからちゃんと支度しててね」


「…おう」


全く…


ポンポン…


私は恭介の頭をなでキッチンへ向かった。
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