恋×嘘×罪~誰にも言えない秘密の恋~
この…時計…


私は掴んでいた男の人が手首に付けている時計に目を疑った…


『高瀬!これ、あげる』


『ん?なんだよこれ』


『へへ、クリスマスプレゼント!』


まさか…まさか…


それに…この…懐かしいラベンダーの優しい匂い…


ドックン…ドックン…


私はゆっくりと男の人のことを見た…


「っ…!!!」


間違いない…やっぱりこの人は…


「たか…せ…」


「…花…」
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