冷たい蜂蜜
「私」という人物 (プロローグ)
私は今24歳


名前は 大本 海月 (おおもと みづき)


田舎に住むただの「社会人」という肩書きを持つ
平凡な女



楽しみなんてそんなにない




私の仕事は「保険会社で働くただの20代」だろうか。




保険会社の他にデザイナーの仕事をしている




20代にして保険会社内での売り上げは
上位をとっている。




そして部下もいるくらいだ。






結構大変だが大変だからこそ味わえる
仕事終わりの私。



仕事終わりの私は大体幼なじみの家にいる。




その幼なじみは男で保育園の頃からの仲




普通だったら自分の家に直行するはずなのに
私は直行しない。直行できない。




仕事が大体終わる頃に私の携帯は震える





彼からLINEだ。

LINEの内容は、



「仕事お疲れ様!!今日も家きてよ!俺さお前といるとなんか疲れが吹っ飛ぶんだよねw」


彼の名は 一ノ瀬 駿人 (いちのせ はやと)


いつも通りのLINEの内容。






特に気に留めず彼の家に向かう。





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