無敵の剣
仲間と合流し、私は山口二郎と名乗ることになった

うん

しっくりくる




「本当に名前に執着ねぇな?」

「そうですね」




私が、執着したといえば
刀と土方さんだな




「今、俺の事考えただろ?」

「……いいえ」




土方さんは、皆といても良く笑うようになった
反対に私は、ピリピリしている

永倉さんがいれば、堅苦しいと背中を叩かれただろう

島田さんが、叩きたがるが
本気で痛いので、遠慮している


「斎藤さん!」


私がひとりになると、市村君が駆け寄ってきた


「山口だ」

「あー、どうにも馴染まなくて」

「クスッ 山口が本当なんだ 山口 一!」

「え!!そうなんですか!?」



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