10歳の年の差はどうやって埋めますか?
いつも真面目な、どちらかと言えば固い人間の総が、あんな事をするなんて本当に驚かされた。

そろそろ総のアパートに着く。

急に私はドキドキしてきた。

「悠希?」

総がカギを開けながら、こちらを向いた。

「今更恥ずかしがることもないだろう?りっぱな大人の女性なのに。」

何でもないように総は笑う。

「大人の女性だから…、小娘じゃないから、どうしていいか分からないのよ。」

私はつぶやく。

「もしかして初めて?」

総は驚いて聞く。

「それは…、違うけど…。」

「じゃあ、大丈夫。俺に任せてよ。」

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