晴空のようなあなたに恋をした
「ひぃぃぃっ!こっわ!!女に向ける目じゃないよっ!!」
「お前は女じゃねーから良いだろうが」
至って真面目です。みたいな顔して言うなっ!!
総長さんのせいで、私ほんとに女じゃない!?なんてことを一瞬思ってしまったじゃんー!!
「こうなると、愬はめんどくさいからちゃっちゃっと愬にシめられに行ってきな〜」
そう言ってドSの綾人は私の背中をドーンっと押してきた。
「っ!?」
やばっ。
このままいくと大魔王に直撃!?
思わず目をつぶった私。
「よし、行ってこい」
そんな私に今度は肩に手を置き、また私を隣のドアに向かい押してくる総長さん。
「ふっぎゃあー!!」
ものすごい力で押してくるもんだから今度はドアに直撃するー!!