晴空のようなあなたに恋をした


「美沙は兄弟いるー?」





今、たっくんに、「迎えに来て、美沙ん家」



と、少々雑な連絡を入れたところで聞く。






雑すぎても気になんない。




だっていつものことだもーん!!うふふっ!







「お姉ちゃんが1人いるよ」





ほぇ〜!美沙めっちゃ美形だからお姉ちゃんもめっちゃ綺麗なんだろうなぁ〜。


なんて思った。





「へぇ!ぜひ今度会ってみたい!!」




「え?別にいいけど…」




なんでこんなに音羽は目をキラキラ光らせてんの?って思ってるだろう美沙さんよ!!






だって私は!





目の保養になる物や、人が大好きな人間だからだよ…!!




「絶対変なこと考えてんでしょ。」




さすが美沙!お見通しのようだ!!


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