晴空のようなあなたに恋をした
「私まだクラス全員の名前覚えてないんだけど、。」
カラオケ店に入って廊下を歩いてる時、美沙が言った。
「大丈夫だって!それは俺もだから」
窪田が能天気そうに笑いながら言った。
「俺はなんとなくなら覚えてる」
ドSの綾人は頭良さそうだから、記憶力には自信があるっぽいな〜。
「私は全員完璧に覚えたけどね!女子だけなら!!」
ドヤ顔をみんなにしてやったら、は?みたいな顔をされた。
「は?お前バカなのに覚えれたんだ…てか男子も覚えといてやれよ…、。」
さっきから一言も喋ってなかった秋が口を開いた。
「え、なんでバカだって分かったの!?」
勉強大っ嫌いな私は当然ながらバカだ。
だって授業時間は睡眠時間だと思ってるくらいだからね。