結婚のその先に
目を閉じて頭からシャワーを浴びる。

シャワーのおかげで涙が流れても自分すらごまかせそうでしばらくそうしていた。


『コンコン』「栞菜?」


シャワーの音で啓吾のノックする音に気づかなかった。


啓吾は前日酔っていた栞菜がシャワーを浴びていて心配になる。

時計を見つめながらいつまでも栞菜が出てこないことに不安が募り「栞菜。開けるぞ」と浴室の扉を開けた。
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