結婚のその先に
病室に戻ると栞菜の閉じた瞳からまた涙が流れていた。

その涙をぬぐう。




栞菜が置いていった手紙をスーツのポケットからだして読み始めた。


< 215 / 279 >

この作品をシェア

pagetop