イジワルな彼は私を溺愛しています
「あ~もうなんなのよ!!」

ドライヤーの音で和海には聞こえない。

「さっきから、ずっとドキドキするし、キスしたときのことを思い出すし」

だからこそ自分に素直になれるのである。



「好き………………………………なのかも」




ブオオーーーーっとドライヤーの音が聞こえるだけだった。
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