オオカミな大上くん
あのガールに入る感覚。


ブザーが鳴った瞬間、仲間と抱き合いながら涙した。



「前の学校ではこの目のせいでいじめられて、バスケを全然楽しめなかったから、ここでは思いっきりやりたい」



もう一度…。



「もう一度あの感動を味わいたい…!」



いつのまにかあたしの目には涙がたまっていた。
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