オオカミな大上くん
こくりと頷くと大上くんは走って教室を出ていった。



「よし、行こ」



大きいリュックを背負いあたしも教室を出た。



最近大上くんはあたしに頑張れをいってくる。



ついでにしっぽを触らせてくれたら文句ないのに。
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