オオカミな大上くん
「おら、早く行くぞ!」
大上くんのしっぽがあたしの腰にふわりとあたり、あたしの体を押し出す。
ニカっと笑っている大上くん。
「わかってるって」
あたしも笑い返してみんなが並び始めた校庭まで走り出した。
大上くんのしっぽがあたしの腰にふわりとあたり、あたしの体を押し出す。
ニカっと笑っている大上くん。
「わかってるって」
あたしも笑い返してみんなが並び始めた校庭まで走り出した。