オオカミな大上くん
「いっそげーいっそげー」



こんなに走るんならおにぎりでも作って食べながら行けばよかったな。



ものすごい勢いで寮の外についている階段を駆け下りる。



すぐそこにあるのに遠いなー。



学校の玄関につき、靴を履き変えているときに誰かに声をかけられた。
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